まさかの大学院へ?今年は仕事しながら勉強します。
こんにちはのんぴーです。
なんと血液内科病棟で仕事を始めてから早1年半が過ぎ・・・
オーストラリア看護師3年目 (日本での看護師経験は3年)なので給料は6年目の給料をもらっています。
シドニーの公立病院の正看護師は8年目までしかお給料が上がりません。
なのでこれ以上時給を増やしたかったら勉強するしかない。
ということで、のんぴー頑張って大学院に行くことにしました。
大学院と言っても、日本とは違い、修士過程よりも低い1年のコースがあるのです。
その名もGraduate Certificate です。
パートタイムのみのコースで1年で取得できます。
1年といっても丸々1年ではなく、3月に授業がスタートして11月末に終わります。
専攻は血液内科も入っているがん看護です。
もちろん仕事は続けたまま。
フルタイムです。
なので今年はフルタイム仕事+大学院パートタイムという結構頑張らないとやっていけない感じになっています。
また授業が始まっていないのでなんとも言えないですが、できるだけ勉強を楽しみたいと思っています。
私の職場ではStudy leaveと言って、大学院などの外部の勉強に対して有給が出ます。
めっちゃありがたいですよね。
講義の日程の半分はそのStudy leaveを使い、残りの半分は自分の休日を当てる予定です。それでも十分恵まれているなど。
オーストラリアで看護師になってよかったなと思える瞬間ですね。
ということで私、今年は勉強頑張ります!!!!!!!
こんな私からオーストラリアの看護留学相談を受けてほしい人はこちらからカウンセラーNozomi希望とお問い合わせ欄に書いてください。
Nonpy
フルタイムになってもうすぐ1年です
お久しぶりです、Nonpyです。
このブログを放っておいていましたが、「オーストラリア 看護師 ブログ」でいまだに検索上位になっているので沢山の看護師の方に読んでいただいているようで嬉しいです。
私は現在も同じ病棟でフルタイムで働いています。
もうすぐ働いて1年になるので早いものですね。
この1年間の間に
- 静脈血採血
- PICCラインなどのセントラルラインの管理
- 抗がん剤の投与
ができるようになりました。
病棟には教育専任の看護師がいるので、技術の習得や分からないことを丁寧に教えてくれるのでとても助かります。
私もそろそろ新しいスタッフに教える立場にならないとな・・・というプレッシャーを感じています。
病棟のスタッフはみんなフレンドリーで優しいので今の職場で良かったなと思います。
今年2019年は海外看護師の登録方法が変わるのでどうなるのか私もドキドキしています。というのも、私自身お世話になった看護留学エージェントで学生サポートとして日本人看護師のオーストラリア看護留学のサポートをさせてもらっています。
AIN経験者、現役RNから看護留学のカウンセリングを受けたい方は以下からお問い合わせください。
※お問い合わせ欄にカウンセラーNozomi希望と書いてください。そうすれば私が直接お返事します。
私個人のサイトも開設しました。
これから日本人看護師さんがオーストラリアで看護留学をする際のお手伝いができればいいなと思っています。
Nonpy
同じ病院でカジュアルからフルタイムになりました
こんにちはNonpyです。
3週間前からなんとフルタイム雇用になりました!
採用までの過程をお話しします。
- まずカジュアルでその病棟で何度か働いてみる
- その病棟でスタッフを募集しているという噂を聞く
- 師長にアポを取る
- 師長に会いに行く
- まずはカジュアルで2週間病棟で働いてみよう
- 仕事決まった!
- 今は・・・
- まとめ
まずカジュアルでその病棟で何度か働いてみる
何度かその病棟で働いていました。他の病棟と比べると小さい病棟なので師長もよくカジュアルスタッフのことを覚えていてくれます。
私もそんな一人で一度働くと名前を顔を覚えてもらえるのでした。
その病棟でスタッフを募集しているという噂を聞く
何度か働くうちに、病棟看護師などから「うちの病棟スタッフ足りないんだよね。」と聞く。
オンラインの求人でも以前募集していたことを知っていたので、もしかしてチャンスかも?と私は考えたのでした。
師長にアポを取る
「この病棟に興味がある。仕事を探している。」ということを伝え、師長にアポを取りたいとメールでお願いしてみました。
師長「いいよ!次働くときにうちの病棟に寄ってね〜。」
師長に会いに行く
ということで後日、カジュアルでのモーニングシフトが終わった後に、履歴書を持って師長に会いに行きました。
インタビューというよりはかなりリラックスした雰囲気で、私の履歴書を見ながらこういう経験があるんだね〜と。
まずはカジュアルで2週間病棟で働いてみよう
師長からの提案で、お互いを見るためにカジュアルとしてこの病棟で2週間働いてみてみる?と。
この2週間はほとんどモーニグシフトで病棟のシニアスタッフやEducatorにいろいろ教えてもらいました。
仕事決まった!
そんなこんなで2週間たったら師長から「じゃあフルタイムでいいよね?」と聞かれ、
正式に正規フルタイムとして病棟に就職しました。
今は・・・
病棟は血液内科病棟でかなり特殊なため、様々なトレーニングが必要です。
主にオンラインでコースを受けています。
夜勤も今月末には始まる予感です。
まとめ
- カジュアルから始めればフルタイムのチャンスがある!
- カジュアルで働いたときに師長と顔見知りになっておくといい
- 仕事を探していることを周りに伝えると情報がくる
皆さんも看護師としての仕事探しは大変かとおもいますが、一度病院で就職するとこのように院内は異動しやすいです。最初からフルタイムがもらえなくても諦めずに就活を続けましょう!タイミングも大切です。
看護師の就活についてや他に質問がある方はコメント欄に書いていただくとお返事できます。
Nozomi
病院のカジュアルとして働いて4ヶ月目の変化
こんにちはnonpyです。
公立病院のカジュアルプールとして今年2月から働き初めて早くも4ヶ月が経とうとしています
そこで、これまでの経験から感じたことについて書いていきます。
希望の病棟で毎回働けるわけではない
大体のシフトは自分が予約した病棟へ行けるのですが、もちろんカジュアルなので必ずしも希望の病棟で働けるわけではありません。
カジュアルはスタッフが足りないところへ回されるので自分の経験がない(少ない=分からない)病棟へも行くことがあります。
今のことろ私がよく行く病棟は
Acute aged care (急性期老年病棟)
Acute aged care rehab (急性期老年リハビリ病棟)
Respiratory (呼吸器内科)
Haematology (血液内科)
などですが、
たまーに
ED ( Emergency ) (救急)
Orthopaedic (整形)
Acute/rehab spinal (脊椎損傷患者の病棟)
Cardiothrasic (心臓外科)
などに回されます。
よく行く病棟はもちろんスタッフを知っているし、ものの場所がわかるし、患者の看護も慣れている。業務もほとんど知っています。
少しくらい忙しくても自分でなんとかできます。
たまーにしか行かない病棟はその逆で、スタッフの名前も役職も分からない(誰に聞いていいか最初は分からない)、ものの場所をいちいち聞かなくてはならない、
患者のアセスメントもよく分からない・・・。
と不慣れなため、余計仕事に時間がかかってしまいます。
自分のできることだけやばいい
カジュアルスタッフは自分ができる業務を行えばいいので、その病棟の特殊な技術は求められません。
例えば、今日は心臓外科での仕事でした。私はオペ後の胸のドレーンは抜けないので、エディケーターが抜いてくれました。
私はこれはできないとはっきり言わないと後で自分が困るのでそこは患者を受け持たされる前にはっきり言います。
そろそろどこか固定の場所で働きたい
毎回違う病棟で働くのも楽しいことはあります。ですが最近は一つの病棟で何か技術を学びたいなあと思うようになりました。
カジュアルだと技術を学ぶ機会は正規のスタッフに比べてかなり少ないです。
病棟内の勉強会にもなかなか参加できません(所属していないのであることも知らない)
この4ヶ月で、カジュアルのいいところと悪いところがもっと沢山見えました。
今後どうしようなと今模索中です。
実は一つテンポラリーのポジションに応募して現在返事待ちです。
合格したら詳細を書きますね。
Nonpy
愛知県内の看護師7割以上が「辞めたい」
こんにちはNonpyです。
久しぶりのブログですが、日本のCBC NewsでこんなニュースをTwitter で見つけました。
愛知県内の7割以上の看護師が辞めたいと回答しています。
【CBC News】7割以上が「辞めたい」 愛知県内で働く看護職員が回答 労働実態調査で
そしてそのうち49.7%が人手不足で仕事がきついことを理由としています。
オーストラリアは私が働くNSW州の公立病院は患者と看護師の割合が4:1です。
(完全な決まりではないので、私の元病棟はいつも1:5でした・・・。)
この4:1を守るため、労働組合は今年の7月にポリシーにしようという運動を行っています。
日本は大きな病院だと7:1が守られているのでしょうか?
私が働いていた時は日中は7:1ですが、夜は15:1くらいで夜勤はクタクタでした・・・。しかも2交代だったので16時間勤務。。今考えるとよくやっていたなと思います。
人手が少なくい→一人の仕事量が増える→過度の疲労→人手少ないから病欠も取れない→辞めるしかない→辞めたい
と言う負の循環になっています。
人手がいないから我慢して働くと、雇用主はそれでもできると思ってしまい、逆に人員を入れてくれません。
人手が足りなくて辛いならそれを訴えて、どんどん人を入れてもらいましょう。
それができたら苦労はないですけどね。
私は今カジュアルとして病院で働いているので、色んな病棟の色んな事情が見えてきています。
ここの病棟はいつも人手が足りない。なんでだろう?スタッフはいい人ばかりなのに・・・仕事量がきついとか。
もう少しカジュアルとして働きながら、どこに落ち着くか決めていきたいです。
Nonpy
イベント参加レポート:Let's talk with Medical professionals!
こんにちはNonpyです。
昨日は以前からブログやTwitterで気になっていた日本人ナースAyaさんがトークイベントをするということで参加してきました。
シドニーのシティど真ん中にあるPubで開催されました。
主催していたのはBeX(ビーエックス)といって、ワーホリや留学生の立場からやりたいイベントを企画する団体です。こういうのもっと増えてくれたらいいですね。
イベントに参加できなかったよーという人も、実はこのイベントがライブ配信されていたので動画が無料で見れます。
私も参加したにも関わらず、見てしまいました。全部で1時間くらいかな。
私が質問している声が入っているのでよく聞いてくださいね笑。
参加していたのはシドニーでワーホリや留学できている看護師や理学療法士などの医療職の人がほとんどだった印象です。
ある質問では、
ワーホリや留学でオーストラリアにきて、現地の医療現場を見たいときはどうすればいいですか?
というのがあり、
ボランティアで参加するのもいいが、ボランティア登録するのにはかなり厳しい条件が必要なのであまり現実的ではないのかもという意見も。
病院ツアーなどやっている留学エージェントや語学学校もあるので、時期が合えばそれを利用してみるのもいいかもしれません。
私も留学した当時は、自分が使っていた看護留学エージェントさんが主催する病院見学に行きました。
病院のコーディネーターさんが説明しながら回ってくれますし、オーストラリアの医療システムについてのミニ講義もあり、楽しいツアーでした。
ワーホリで短期滞在中に現地の医療現場を見たいという希望、私もすごーく分かります。
あとは、知り合いで医療職の人がいたらちょこっと病院内を案内してもらうとか・・。
でも、がっつり見たいですよね。
私が今の病院で長く働いて、上の人たちに交渉できればNonpy主催で病院ツアーができるかもしれませんね。数年後の話かな・・・。
トークベントのあとは、交流会ということでゲストスピーカーや参加者の人たちと話をすることができました。
いろんな人に会うのはいいですね。
私も刺激をもらいました。
これからオーストラリアでの看護師としてのキャリアどうしようかなあ。
楽しい夜でした!
Nonpy
現地の大学に行かずブリッジングコースのみで看護師になった人は実際使えるのか
こんにちはのんぴーです。
現在、シドニー市内の公立病院でカジュアルとして働き始めて1ヶ月が経ちました。
早いものです。
カジュアルとして色んな病棟で働くのは大変な部分もありますが、毎回刺激をもらえるので楽しいです。
今回は、現地の大学に行かずブリッジングコースのみで看護師になった人は実際使えるのか
について話していきます。
- 率直にいうと・・・・・
- たった6週間の実習だけでオーストラリアの看護業務には慣れない
- オーストラリアの看護業務で日本と違う薬のあげ方
- 実習先が病院ではなく介護施設の場合もある
- 公立病院で実習していたら有利
- まとめ
率直にいうと・・・・・
率先力としては使えないので教育体制が整っている職場を最初に選ぼう
です。
理由を上げていきます。
たった6週間の実習だけでオーストラリアの看護業務には慣れない
オーストラリアで看護師登録を申請し、ブリッジングコースに行ってくださいとAHPRAから言われ、ブリッジングコースに行ったとします。
(現在シドニーの2校は入学までかなりの待ちらしいです・・)
ブリッジングコースは学校によってカリキュラムが若干違いますが、私の学校は
学校での講義 5週間
臨床実習 6週間
の合計11週間(約3ヶ月)でした。
なので実習は6週間しかないんです。
6週間もある!
とも思えますが、実際にオーストラリアで看護師として一人前に働けるまでのスキルを身につけるのにはとても足りないです。
実習の目的はオーストラリアで看護師として働く際に自分の責任の範囲を理解してそれをパフォーマンスできるかを評価するだけです。
なので、実際に高度な看護技術ができたり、新しい技術を覚えたりなどはあまり意味がありません。(評価されないので)看護師のキャリアとしては意味ありますけどね。
オーストラリアの看護業務で日本と違う薬のあげ方
この、薬が一番の問題です。
オーストラリアの看護業務は主にメディケーション(薬剤投与)なのでこれに慣れるまでに時間がかかります。
薬のあげ方の違いについてはこちらを
nonpyinaustralia.hatenablog.com
間違えてしまうと、もちろんインシデントですし、自信もなくなってしまいます。
オーストラリアの看護業務はメディケーションが全てと言ってもいいでしょう。
大げさに聞こえますが、メディケーションさえできれば看護師として働けます。
看護大学に行っていれな1年〜2年の間にじっくりメディケーションについて勉強できますが、11週間しかないブリッジグコースでは一つずつ丁寧に教えている暇はないので、薬に関してはある程度自己学習が必要です。
※これは特に日本人看護師に限ったことです。理由は他国の海外看護師は英語で看護を勉強しているため薬の名前や取り扱いをすでに知っているからです。
実習先が病院ではなく介護施設の場合もある
ブリッジングコースでは実習先が介護施設(ナーシングホーム)のこともあります。
実際、私と一緒にブリッジングコースを受けたクラスメイトのほぼ半分はナーシングホームでの実習でした。
※コースの開催時期によって病院とナーシングホームの割合は異なります。他の看護大学が実習の時期だと病院が看護学生でいっぱいのため、ブリッジングコースの学生はナーシングホームに回されることもあります。
ナーシングホームでは病院とは違い、点滴などの医療行為がほとんどないため病院就職を希望している人には物足りなく感じるでしょう。
しかし、ナーシングホームでの就職を希望している場合や、GPクリニックなどで働きたい人には経験を積めるのでいい環境だと言えるでしょう。
公立病院で実習していたら有利
もし、ラッキーなことにブリッジングコースの実習先が公立病院で、たくさん看護技術を教えてくれたり、薬をあげさせてくれたり、院内勉強会に出席していれば、6週間の実習でも十分看護師として働く能力は着くはずです。
これはあくまで私の個人の感想ですのでご了承ください。
実習先の病棟で師長から声がかかり、そのまま就職したケースもたくさん見ています。
私が実習した私立病院でも同じように実習先で就職している海外看護師が同じ病棟に2人もいました。
または実習先の病院でカジュアルからスタートする人もいます。
これが難しいんですけどね。カジュアルは一番率先力を求められるので・・・。
まとめ
私の経験からのまとめですが、ブリッジングコースで看護師登録した人は
率先力としては使えないので、教育体制がしっかりしたところを就職先に選ぶと良いでしょう。
特に公立病院の場合は、オンライン学習システムが発達しており、全てオンラインで学べるので、最初の就職先としてはオススメです。
オンラインコースとは、例えば、持続ヘパリン点滴、CVカテの管理、インシュリン療法、PCAポンプの管理など・・様々なコースがあります。
実際に私は公立病院で今も働いていますが、病棟勤務の半年間で多くのことを教えてもらいました。
新卒に混ざって勉強会に参加させてもらったり、病棟教育者(Clinical Nurse educater )から追加の資料をもらったり、自分が知りたいことはすぐに学べる環境にありました。
これからブリッジングコースを受ける人や就職先に迷っている人はぜひ参考にしてもらえたら嬉しいです。
質問があればコメント欄またはTwitterのDMから受け付けています。
Nonpy