オーストラリアで看護師としてクリスマスに働くと、時給が普段の倍以上になる
こんにちはNonpyです。
皆さんも気になるオーストラリアの看護師のお給料シリーズ(?)です。
私が留学した2013年当時、オーストラリアで看護師になったばかりの日本人看護師の方に会って、休日手当がすごくいいという話を聞きました。
そのときから、本当にそんなにもらえるのかよと半信半疑でした。
で、実際に働いてみてわかりましたが、本当です(笑)
なんと・・・
祝日は時給が2.5倍になります。
イエーーーイ!!!!
※私が住んでいるNSW healthの公立病院の手当です。
え?倍以上??
そんなにもらっていいの?っていうくらいですよね。
基本的に、オーストラリアの労働者は守られており、何かと手厚い手当がつきます。
休日手当・時間外手当のことをpenalty rate (ペナルティ レート) と言います。
ペナルティって罰金じゃないの?
実は時間外勤務の手当という意味もあるんです。
実際の看護師の給与基準を見てみましょう。
右上のピンクで示しているのがPenatly rate (休日手当)です。
150%となっています。
普段の時給に150%増しなので
100%( 普段の時給)+150%(普段の時給の1.5倍)=2.5倍
となるわけです。
Public-Health-System-Nurses-and-Midwives-State-Award-2017-1-July-2017.pdf
例えば、1年目Registared Nurse (正看護師)の普段の時給は$30.8105です。
祝日のpenalty rateが$46.2158なので
二つを足すと$77.0263です。
1年目看護師でも
祝日の時給が76ドル!!!!!!!!!!
単純にすごくないですか?
これを単純に8時間でかけると608ドル!!!
(実際の手取りは税が引かれるので少し減ります)
(そして、オーストラリアの物価の高さも考慮しないといけませんが・・・)
それでも!
現在のレートで計算すると、日本円だと約5万5千円。
1日の仕事で5万5千円ももらえるのか。
日本で看護師をしていて、こんなにもらったことありません。。
休日手当がつくけど数千円じゃないかな。
毎月のお給料が祝日があるからってこれほど変動があることはないです。日本では。
さらに驚く事実として、
祝日にこんなにお給料がいいのに、オージー達はクリスマスは家族と過ごすことを大切にするので、ほとんど働きたがりません。。(働きたいオージーももちろんいますが)
実際に、クリスマス当日は私の病棟は全員アジア人(フィリピン人3人、韓国人1人と私)でした。
私も本当は彼の家族とクリスマスランチがあったので働きたくなかったのですが、祝日の勤務変更や欠勤はかなりタブーなのでできませんでした。
(あと、来月日本にホリデー行くからプラスで欲しいってのもありました。へへー)
こんなに時給がいいオーストラリアで看護師してみたくなりませんか?
もちろん、オーストラリアで看護師として働くことはメリット・デメリットの両方あります。
祝日の時給は明らかにメリットですね。
海外で働いて、日本の普通は普通じゃないと気づきます。
Nonpy