オーストラリア看護師登録に必要な日本での最低経験年数はたったの3ヶ月
看護師登録を目指している日本の看護師さんたちから、ブログやアメブロのブログ(現在は更新していません)からもたくさん質問をいただきます。
今回は看護留学を考えている人からよく質問される"オーストラリアで看護師登録するのに必要な日本での経験年数”について書いていきます。
結論からいうと、え?そんなに短くていいの?って感じですが、それには理由があるので最後まで読んでもらえると嬉しいです。
私が看護師登録についての質問に答えるときに、いろんな人から
- 私の友達がこう言ってた
- エージェントからこう言われた
- フィリピン人の友達から聞いた(海外看護師のほとんどはフィリピン人なので)
などよく聞くのですが、聞いた情報はあまり信じない方がいいです。←どこかで情報が変わってしまったり、古い情報だったりします。
なにせ看護師登録の条件や方法はちょくちょく変わります。
信じてほしいのは、このAHPRAのサイトからの情報と自分の解釈のみです!!!
看護師を始め、オーストラリア全土のすべての医療職の免許を管理しているAHPRA (Australian Health Regulation Agency、アプラと呼びます )のサイトにいきます。
オーストラリアで看護師として働くなら AHPRAとはこれから長く付き合っていくことになるので常にいい関係でいることが大事です笑
トップページの真ん中にあるApply for registration のinformation for overseas practitioners をクリック→Registered Nurse のregistration standard をクリック
Registration standard のPDFを開くと海外看護師のオーストラリアでの登録条件が書いてあります。
これをみると
-
complation of a minumum of 450 hours of practice within the past five years
とあります。
ということは、過去5年以内に450時間の看護師としての経験ということになります。
450時間=11.25週間=約3ヶ月なんです。
え?3ヶ月だけでいいんかい?となりますよね。
3ヶ月海外で働いていればオーストラリアで看護師登録をする条件に当てはまるんです。
ただし、この条件の他に
- 4年制の看護大学を卒業し看護学位を取得していること
が条件です。看護短大、専門学校の出身の人はダメです。いくら看護師経験が長くてもこの申請方法(海外看護師が自分の資格をトランジットする方法)では申請できません。
短大・専門卒の看護師はオーストラリアで看護大学に行けば取れますよ〜
1年と2年のコースがあります。
私はオーストラリア看護師になるまでに合計3年半かかっているので、大学に行っても同じくらいの期間だったなと思います。ただ、かかる費用が倍くらいかかります。
ここで、最初に最後まで読んでねと書いたのは、理由があります。
看護師登録の後に看護師の資格で永住権申請をする人は日本での経験年数がもっと必要なので気をつけてください。
私は看護師登録の前にすでにオーストラリアに滞在できるビザを持っていたので永住権申請は必要ありませんでした。
独立技術ビザを申請する場合は海外での経験が過去10年以内に3年、5年、8年でポイントが変わってくるので経験年数のポイントを稼ぎたかったら最低3年は働いてくるといいでしょう。
(※詳細は必ず自分で最新の移民局のサイトを確認してください)
私もオーストラリアに来る前は永住権のことも考えて最低の経験年数3年のために日本でつらい思いながらも3年看護師として大きな公立病院の急性期外科病棟で働いてきました。
うう・・・・笑。本当は楽しかったですよ。
なので
- 海外看護師としてオーストラリアで看護師登録をしたい
- 看護師資格で永住権の申請をしたい
という人は最低3年日本で働くことをオススメします。
もし、すでにオーストラリアのビザを持っている場合は、日本での経験が5年以内に3ヶ月以上あればオーストラリアで看護師登録ができる!(日本で大卒も必須)ということです。
この記事に関して、または看護師登録に関して質問があればTwitterのメッセージから質問してもらえれば返信します。
Nonpy xx