オーストラリアで看護師になりました

看護留学・移住・医療・シドニーのこと

オーストラリアでナースになってホヤホヤの私が働きながら思ったことを書いていきます。

現地の大学に行かずブリッジングコースのみで看護師になった人は実際使えるのか

こんにちはのんぴーです。

 

現在、シドニー市内の公立病院でカジュアルとして働き始めて1ヶ月が経ちました。

 

早いものです。

 

カジュアルとして色んな病棟で働くのは大変な部分もありますが、毎回刺激をもらえるので楽しいです。

 

今回は、現地の大学に行かずブリッジングコースのみで看護師になった人は実際使えるのか

について話していきます。

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率直にいうと・・・・・

 

 

率先力としては使えないので教育体制が整っている職場を最初に選ぼう

 

です。

 

理由を上げていきます。

 

たった6週間の実習だけでオーストラリアの看護業務には慣れない

 

オーストラリアで看護師登録を申請し、ブリッジングコースに行ってくださいとAHPRAから言われ、ブリッジングコースに行ったとします。

(現在シドニーの2校は入学までかなりの待ちらしいです・・)

ブリッジングコースは学校によってカリキュラムが若干違いますが、私の学校は

 

学校での講義 5週間

臨床実習 6週間

合計11週間(約3ヶ月)でした。

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なので実習は6週間しかないんです。

6週間もある!

とも思えますが、実際にオーストラリアで看護師として一人前に働けるまでのスキルを身につけるのにはとても足りないです。

 

実習の目的はオーストラリアで看護師として働く際に自分の責任の範囲を理解してそれをパフォーマンスできるかを評価するだけです。

 

なので、実際に高度な看護技術ができたり、新しい技術を覚えたりなどはあまり意味がありません。(評価されないので)看護師のキャリアとしては意味ありますけどね。

 

 

 

オーストラリアの看護業務で日本と違う薬のあげ方

 

この、薬が一番の問題です。

オーストラリアの看護業務は主にメディケーション(薬剤投与)なのでこれに慣れるまでに時間がかかります。

 

 薬のあげ方の違いについてはこちらを

nonpyinaustralia.hatenablog.com

 

間違えてしまうと、もちろんインシデントですし、自信もなくなってしまいます。

 オーストラリアの看護業務はメディケーションが全てと言ってもいいでしょう。

 

大げさに聞こえますが、メディケーションさえできれば看護師として働けます。

 

看護大学に行っていれな1年〜2年の間にじっくりメディケーションについて勉強できますが、11週間しかないブリッジグコースでは一つずつ丁寧に教えている暇はないので、薬に関してはある程度自己学習が必要です。

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※これは特に日本人看護師に限ったことです。理由は他国の海外看護師は英語で看護を勉強しているため薬の名前や取り扱いをすでに知っているからです。

 

 

実習先が病院ではなく介護施設の場合もある

 

ブリッジングコースでは実習先が介護施設(ナーシングホーム)のこともあります。

 

実際、私と一緒にブリッジングコースを受けたクラスメイトのほぼ半分はナーシングホームでの実習でした。

 

※コースの開催時期によって病院とナーシングホームの割合は異なります。他の看護大学が実習の時期だと病院が看護学生でいっぱいのため、ブリッジングコースの学生はナーシングホームに回されることもあります。

 

ナーシングホームでは病院とは違い、点滴などの医療行為がほとんどないため病院就職を希望している人には物足りなく感じるでしょう。

 

しかし、ナーシングホームでの就職を希望している場合や、GPクリニックなどで働きたい人には経験を積めるのでいい環境だと言えるでしょう。

 

公立病院で実習していたら有利

 

もし、ラッキーなことにブリッジングコースの実習先が公立病院で、たくさん看護技術を教えてくれたり、薬をあげさせてくれたり、院内勉強会に出席していれば、6週間の実習でも十分看護師として働く能力は着くはずです。

 

これはあくまで私の個人の感想ですのでご了承ください。

 

実習先の病棟で師長から声がかかり、そのまま就職したケースもたくさん見ています。

 

私が実習した私立病院でも同じように実習先で就職している海外看護師が同じ病棟に2人もいました。

 

または実習先の病院でカジュアルからスタートする人もいます。

これが難しいんですけどね。カジュアルは一番率先力を求められるので・・・。

 

 

 まとめ

私の経験からのまとめですが、ブリッジングコースで看護師登録した人は

率先力としては使えないので、教育体制がしっかりしたところを就職先に選ぶと良いでしょう。

 

特に公立病院の場合は、オンライン学習システムが発達しており、全てオンラインで学べるので、最初の就職先としてはオススメです。

 

オンラインコースとは、例えば、持続ヘパリン点滴、CVカテの管理、インシュリン療法、PCAポンプの管理など・・様々なコースがあります。

 

実際に私は公立病院で今も働いていますが、病棟勤務の半年間で多くのことを教えてもらいました。

 

新卒に混ざって勉強会に参加させてもらったり、病棟教育者(Clinical Nurse educater )から追加の資料をもらったり、自分が知りたいことはすぐに学べる環境にありました。

 

これからブリッジングコースを受ける人や就職先に迷っている人はぜひ参考にしてもらえたら嬉しいです。

 

質問があればコメント欄またはTwitterのDMから受け付けています。

 

Nonpy